おはようございます。グレーシズバレエスタジオ講師の松下です。
本日(8月8日)は、明日のコンクールに向けて最後のリハーサルを行いました。本番前の最終調整です。
今回、コンテンポラリー部門に出場する生徒のために新作を振り付けました。グレーシズバレエを巣立って世界へと羽ばたく生徒のために、はなむけの意味を込めて創りました。
思えば、私が振り付けを始めたのも、生徒達が発表会でコンテンポラリー作品を踊りたい!と言ってくれたことがきっかけでした。いつか振り付けをやってみたい…という願望を叶えてくれた生徒達には本当に感謝しています。
来月、優子はスイスのルードラ・ベジャール・ローザンヌへと旅立ちます。私が若かりし頃憧れ、東京バレエ団の海外ツアーで訪れたベジャール・バレエ・ローザンヌのスタジオ。足を震わせながらはじめの一歩を踏み入れたそのスタジオで、彼女は私が創った作品を披露し見事スクールオーディションに合格。何か不思議なご縁を感じずにはいられません。自分が叶えられなかった夢を、生徒が叶えてくれるというのも、また格別な喜びであります。
私はグレーシズバレエで講師を務めるようになってから、人間的に大きく成長できたと思っております。これは全て生徒達のおかげです。残された時間はもう僅かですが、私も今年留学する彼ら、彼女らの成長に少しでも役に立ちたいと常々思っております。
今回も、忙しいスケジュールの中、一生懸命練習してくれました。難しい課題も与えましたが、よく頑張ってくれたと思います。明日は気負わず、自信をもって伸び伸びと踊ってほしいです。
それでは、行って参ります!



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